【噂のノイズ除去ソフト】DxO PureRAW2 for FUJIFILM!かんたんな比較写真
噂のノイズ除去ソフトを使ってみました!
DxO PureRAW2
一ヶ月無料でお試しできるとのことでしたが、
使って1日経ち・・・
これは、買っちゃいます。それくらいの出来。
beforeとafterの違いがはっきりわかるんです!
「シャドーを持ち上げると盛大にノイズがでる」
ことが以前から気になっており
富士フイルム好きとしてはそこだけなんとかならないかな〜と思ってました。
※ダイナミックレンジを指定するXユーザーのほうが多いと思いますが、私はそこまで階調は気になったことがない・・・(本格的な風景撮影などしてないからかな笑)
DxOのPureRAW2は、名前通りで「RAW」を扱います。
PureRAW2
→RAWデータのノイズとシャープネスをAIにより画質を向上させるもの
編集機能はないので、画質向上後の編集はLightroomなどのRAW現象ソフトが必要です。
PhotoLab 5
→DxOからでているRAW現象ソフト「PhotoLab 5」をつかえば、PureRAW2と同じ機能かつ編集ができます。
PureRAWは、PureRAW”2”から、Lightroomとスムーズに連携(プラグイン)できるようになったのもポイントですね。
※クラウド型の「Lightroom」も利用できますが、「Lightroom classis」ではRAW現象で各パラメーターをいじったあとに、『ノイズ除去・シャープネス』を変更する際にそのままPureRAW2で編集できます。
ISO160,1600,3200,6400,12800のデータ比較
それでは、かんたんな比較写真を。
すべて露光量を+1.75、シャドーを全振りの+100で編集
PureRAWの処理後のデータも上記と同じ設定です。
※はてなブログにのせるにはサイズが大きいので長辺2000までリサイズしています
PureRAW処理後のデータは2倍以上になります。富士フイルムだと60MB程度です。
テスト写真
①ISO160
✔︎元データ(RAW)
ISO160なので、シャドー+100にしてもノイズは気にならないですね。等倍でみればノイズはわかるレベルです。
✔︎PureRAW
等倍で比較すると、ディテールが明らかに違います。
ISO160の段階でここまで差が出ると、常用したくなります・・・。
②ISO1600
✔︎元データ(RAW)
しっかりノイズでてきました。
✔︎PureRAW
ディティールも問題なく、最高の出来栄えです。
下の3枚目は、PureRAWを利用せずにLrでノイズ除去をしたデータです。ディティールをなるべく残すくらいの設定。
✔︎Lightroomでノイズ処理
普段通りのノイズ処理した写真ですね。ディティールが厳しいです。
※あくまでテストなので、普段からシャドーを+100には持ち上げないと思いますが。。
③ISO3200
✔︎元データ(RAW)
まぁ、でもAPS-CでISP3200でシャドー+100にてこれくらいなら及第点な気もします・・。
✔︎PureRAW
ちょっと怪しくなってきましたが、等倍でみなければ私はまったく問題ないレベルかと!
✔︎Lightroomでノイズ処理
④ISO6400
✔︎元データ(RAW)
鉢に奥のほうで盛大に偽色がでていますね。
✔︎PureRAW
撮影シーンによってはいいのではないでしょうか?シャッタースピードをあげてISO6400ないと撮影できない写真であれば、十分使えると思います。
✔︎Lightroomでノイズ処理
偽色のパラメータもいじりましたが、難しいですね。
⑤ISO12800
✔︎元データ(RAW)
一応のせます。PureRAW比較のため。
✔︎PureRAW
露出失敗した写真で使うときがくるかも・・・ですかね。
✔︎Lightroomでノイズ処理
12800のシャドー+100(1枚目)からの処理は流石に無理なので、露光量を+1.75はママにしてシャドーを+25にしてから、Lightroomでノイズ処理しました。
・・・ということで、かんたんな比較でしたがいかがでしょうか。
よく風景写真で、富士フイルムはAPS-Cだから暗部を持ち上げると厳しいという声をよくネットでみかけますが・・・
ISO1600まででとれる写真であれば、レタッチ耐性ある
ように思えました。
ますますフルサイズ購入が遠のきました笑。
改めてですが、今回のテストはすべてこの写真のような露出であえて撮ってからの編集です。
PureRAWで編集すると、「DNG」になりますが、Lightroomではプロファイル「カメラマッチング」でフィルムシミュレーションを選べます。
ISO1600の同じ写真をアスティアで編集した写真も貼ります。
シャドー+75など露出調整した写真の拡大です。
もう十分ですね!適正露出で撮影した写真であればもっとディティールでると思います。
ISO1600で撮影できれば、OKでしょう。
スーパー解像度の組み合わせ
PuerRAWのデータをLightroomの強化「スーパー解像度」の組み合わせもできます。
✔︎元写真
✔︎編集後
空の階調も・・・向上しているような気がします。いや、してる。彩度上げてもトーンジャンプしてないですね。
Lightroomのマスクの「空を選択」でも編集。砂辺は従来からの段階フィルターで。
ノイズはかけらもないですね!
この写真、昨年の夏ですが、目の前で見た光景を思い出して、見たままの絵がパソコンで蘇り、感動しました。
マイクロフォーサーズでこのPureRAWを利用する方が多いのも納得ですね!
富士フイルムXユーザーもぜひ!
まずは無料でお試しを!